図書室より📖
★本の紹介★『うたうとは小さないのちひろいあげ』
『うたうとは小さないのちひろいあげ』
村上しいこ
~あらすじ~
桃子は高校1年生。中学時代に親友だった綾美も同じ高校に入学したが、まもなく不登校になった。それは中学時代に体験した壮絶ないじめが尾を引いているからだったらしい。
一方、人数不足の「うた部」(短歌)に思いがけなく入部することになった桃子は綾美に対して、中学時代に起きたある事件の負い目から、高校で友達は作らないという宣言までしてしまう。
本当にこのままで良いのか悩み続ける桃子に、ある同級生が声をかけてくる。そしてある日の放課後、うた部で短歌甲子園に出場しようという話が持ち上がって…
主人公と引きこもりになった親友の2人だけの世界が、
部活の仲間や短歌の影響をうけて変わっていく様子が印象的です。
等身大の高校生の話、中高生にオススメです♪