「校長あいさつ」

 

第三中学校の令和7年度のテーマは“真の自信と誇りを培う”です。

校長 竹 内 斉

 

 14名の1年生を迎え、全校生63名と教職員24名で令和7年度がスタートしました。本校3年目となります校長の竹内斉(たけうちひとし)です。保護者・地域の皆様の変わらぬお力添えをお願いいたします。

 

 入学式では、小規模の学校であるからこそ、新入生は在校生とともに、これからたくさんの感動を創っていく「特別な」仲間であること。本校で新入生が20名を下回るのは、本校が東郷中、高崎中が統合してスタートして以来、初めての事であり、本校は、この少人数という特徴を生かし、一人一人を大切にしながら、共に歩んでいくこと。皆さんの個性、才能、夢はそれぞれ異なり、その一つ一つが、東根三中全体の彩となり、未来を築く力となること。そして、この環境であるからこそ、より互いをよく理解し、支え合い、励まし合うことができ、昨年度の卒業生も、たくさんの場面で、互いにエールを送り合い、それぞれの目標に挑戦していったこと。そして新入生もきっとそんな仲間になることを伝え、新しい生活のスタートに、ビートたけしさんの次の詩を紹介しました。

「困った時、助けてくれたり  自分の事のように心配して  相談に乗ってくれる  そんな友人が欲しい  馬鹿野郎、友達が欲しかったら 困った時助けてやり 相談に乗り 心配してやる事だ そして相手に何も期待しない事 これが友達を作る秘訣だ」

たけしさんの詩らしく、場にそぐわないかもしれない表現もありますが、大切な出会い場だからこそ、伝えさせてもらいました。

 

 さて、本校の令和7年度のテーマは、「真の自信と誇りを培う」です。学校教育目標である「自信と誇りを培う教育の推進」が設定されて12年目となりますが、令和の今こそ山形県の7教振がめざすウェルビーイングの土台となる資質として「自信と誇り」を捉え直し、教職員がベクトルを合わせてその育成を目指していきます。小規模校である本校の良さが輝き、本校を卒業後に自らを信じて挑戦し続けることができる力を培うことを目標としていきます。保護者・地域の皆様、ご理解とご支援をよろしくお願いいたします。