図書室より

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★本の紹介★『天と地の方程式』富安陽子

冒険の鍵になるのは古事記や数学!

主人公たちが不思議な別世界へと迷い込み

そこから脱出するために、間違い探しを解いていくお話です。

テンポよく話が進むので、ハラハラドキドキどんどんお話の中へ惹きこまれていきます。

難しそうに思えますが、数学好きな人も嫌いな人も是非読んでみてください!

数学って楽しいんだと思えるような本です(*^-^*)

 

「天と地の方程式1~3」富安陽子

 ~あらすじ~

この春で中学二年生になる田代有礼(たしろあれい)は、おかしな夢を見た。

猿に「くるすの丘に、来い」と言われる夢だ。

その直後に引っ越しが決まり、できたばかりの公立の小中一貫校「栗栖の丘学園」に通うこととなる。

二年生の生徒はたったの3人!?うちひとりは、おそろしく数学ができ、とてつもなく馬鹿とうわさのQ(キュー)だった。

関わりあいになりたくないと思った矢先、Qとともに異空間に閉じこめられる―。

 

 

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★本の紹介★『蝶の羽ばたき、その先へ』森埜こみち

図書だよりNO4でYBC指定図書の紹介をしました!その中から1冊紹介します(^^)

 

雨が好きだったのに、雨がきらいになった。
傘を打つ、ぽつぽつという雨音が耳について、ほかの音を消してしまう―

「蝶の羽ばたき、その先へ」森埜こみち

突発性難聴をわずらった中学二年生の結は、
耳が不自由になったことを親友にも打ち明けられずにいた。
悶々とする日々のなか、両耳のまったく聞こえない今日子さんや
手話サークルと出会い、新しい一歩を踏み出していく・・・。

 

長い話ではないので、1時間くらいで読めます
自分の障害と向き合っていく主人公の不安な気持ちや
耳が聞こえない人の気持ちを知るきっかけにもなりそうなお話でした><

 

 

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★本の紹介★『羊の告解』いとうみく

おたよりNO.3で紹介した新着本

『羊の告解』いとうみく

~あらすじ~

いつもと同じ光景、いつもと同じ朝食、いつもと同じ朝、
中学3年生の涼平の父親が、逮捕された。

容疑は殺人―。

何かの間違いか、そうでなければ事故だったと信じたい涼平だったが
父親は家族との面会をかたくなに拒む。
真相も知らされないまま、突如“カガイシャカゾク”となった涼平は
父と同じ加害者なのか、それとも憐れむべき被害者なのか…。

 

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犯罪者の家族としての主人公の自分自身の立場や生き方、友達への思い
被害者家族、加害者家族のこと…人を殺してしまう事の重さを考えさせられる本です。
テーマは重いですが、読みやすい本です(*^^)

 

 

 

 

 

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★本の紹介★『カラフル』森絵都

男子中学生が主人公の物語!
学校の中の自分、家族の中の自分、自分の居場所を探し続けながら生きる
中学生の不安定な心を描いています。。。

『カラフル』森絵都

~あらすじ~

「おめでとうございます、抽選に当たりました!」 
生前の罪により、輪廻のサイクルから外されていた僕の魂は天使業界の抽選によって再挑戦のチャンスを得た。
それは、自殺を図った少年、真(まこと)の体にホームステイし自分の罪を思い出さなければならない修行だった。
天使のガイドのもと、真として過ごすうちに僕は家族や友人の欠点が見えてくるようになって……。

YA文学で、よくおすすめされる本なので読んだことがある人が多いかもしれません;が
2時間くらいで読み終わる読みやすい物語です!男子にも女子にもおすすめです(*^-^*)
まだ、読んだことがない人は是非♪

※YA文学10~15歳+くらいの年代向けで、ちょうど児童書と一般書の間の文学作品

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