★本の紹介★『羊と鋼の森』宮下 奈都
『羊と鋼の森』宮下 奈都
「好きかどうかもわからない。
生まれて初めて、今日、ピアノというものを意識したばかりだ」
ピアノに触れたことも、弾いたこともなく、クラシック音楽もほとんど聴いたことがなかった高校2年の2学期。 体育館にあるピアノを調律師が音を調整しているところを見つけ、あまりにも美しい音色に感激した。 この出会いをきっかけに主人公の外村は進む道を見つける―。 ひたむきな努力を重ねながら、まわりの先輩達やいろいろなお客様達と触れ合い、成長していく物語。
主人公が葛藤しながらも、諦めず自分なりの答えを探り成長していく姿が印象的。
将来の夢について悩んでいる人に読んでもらいたい本です(*^^*)