図書室より

2021年2月の記事一覧

★新着本★『おなじそらのしたで』『希望の牧場』(うらがわ文庫)

うらがわ文庫に新しい本が入りました!

 

だれかが、今日もこの空を見あげている。驚くほど美しい。

おなじそらのしたで

ブリッタ・テッケントラップ/作・絵 

木坂涼/訳

場所は違えど、動物たちも私たちも同じ世界に生きているー

美しい切り絵と詩的な表現のメッセージが直接心に響く一冊

 

 

「オレ、牛飼いだからさ」

『希望の牧場』

森絵都/作 吉田尚令/絵

東日本大震災のあと発生した原発事故によって

「立ち入り禁止区域」になった牧場があります。

だれもいなくなった町の牧場にとどまり、

そこに取り残された牛たちを、何が何でも守りつづけようと決めた、

牛飼いのすがたを描き出す絵本。

 

2冊とも言葉の一つ一つが心に響く絵本です。ぜひ読んでみてください(^^*)

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★本の紹介★『うたうとは小さないのちひろいあげ』

うたうとは小さないのちひろいあげ

        村上しいこ

~あらすじ~

桃子は高校1年生。中学時代に親友だった綾美も同じ高校に入学したが、まもなく不登校になった。それは中学時代に体験した壮絶ないじめが尾を引いているからだったらしい。

一方、人数不足の「うた部」(短歌)に思いがけなく入部することになった桃子は綾美に対して、中学時代に起きたある事件の負い目から、高校で友達は作らないという宣言までしてしまう。

本当にこのままで良いのか悩み続ける桃子に、ある同級生が声をかけてくる。そしてある日の放課後、うた部で短歌甲子園に出場しようという話が持ち上がって… 

 

主人公と引きこもりになった親友の2人だけの世界が、

部活の仲間や短歌の影響をうけて変わっていく様子が印象的です。

等身大の高校生の話、中高生にオススメです♪

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★新着本★『思い出した訪問』 エドワード・ゴーリー (うらがわ文庫)

うらがわ文庫に新しい本がはいりました!

11月の新刊で紹介した

文字がない絵本『ウエスト・ウイング 』と同じ作者の絵本

 『思い出した訪問』

エドワード・ゴーリー 著 柴田 元幸 訳

 

~あらすじ~

一度だけ会った奇妙な老人との約束。

それを思い出した女の子が、まさにそうしようとしたことで

老人の死を知る―。

 

約束を果たせなかった切ない物語。

短い文と繊細な白黒の絵 ゴーリー独特の死への表現がいたるところにあり

とにかく不穏な気持ちにさせられる絵本です;;

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★本の紹介★『羊と鋼の森』宮下 奈都

 

『羊と鋼の森』宮下 奈都

「好きかどうかもわからない。

 生まれて初めて、今日、ピアノというものを意識したばかりだ」

ピアノに触れたことも、弾いたこともなく、クラシック音楽もほとんど聴いたことがなかった高校2年の2学期。 体育館にあるピアノを調律師が音を調整しているところを見つけ、あまりにも美しい音色に感激した。 この出会いをきっかけに主人公の外村は進む道を見つける―。 ひたむきな努力を重ねながら、まわりの先輩達やいろいろなお客様達と触れ合い、成長していく物語。

 

 

主人公が葛藤しながらも、諦めず自分なりの答えを探り成長していく姿が印象的。

将来の夢について悩んでいる人に読んでもらいたい本です(*^^*)

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★本の紹介★チョコレート

14日はバレンタインデー(♡'ω'♡)🍫

バレンタインにちなんで、図書室にあるケーキやチョコレートなどのお菓子作りの本を紹介!

「はじめてのお菓子」

「プレゼントお菓子」

「クックパッドの大人気お菓子108」

「冬のスイーツ」

「かんたんおかし」

「子どものおやつ」 など

図書室には料理やお菓子つくりの本がそろっています

ぜひ、お家で作ってみてください♪

 

チョコレートといえば‥‥

ジョニー・デップ主演する映画『チャーリーとチョコレート工場』の原作

『チョコレート工場の秘密』ロアルド・ダール

~あらすじ~

チャーリーが住んでいる町に、チョコレート工場がある。世界一広大で、世界一有名なワンカの工場。働く人たちの姿をだれも見たことがない、ナゾの工場!そこへ、五人の子供たちが招待されることになった。招待状の入ったチョコレートは、世界にたったの五枚。大騒ぎになったけれど、チャーリーには望みがない。貧しいチャーリーがチョコレートを口にするのは、一年に一度、誕生日に、一枚だけなのだから…。

お菓子作りの本と一緒に、チョコレートの物語も楽しんでみてください!

 

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