2020年10月の記事一覧
★本の紹介★『図書館戦争』有川浩
前回紹介した、『レインツリーの国』が物語の中に出てくる本があります。
それが、同じ作者の図書館戦争シリーズです。
『図書館戦争』有川浩 ~1巻のあらすじ~
幼いころに助けてもらった図書隊の「王子様」を追いかけて、
図書館の戦闘職種についた笠原郁。しかしそこで待っていたのは、
王子様どころか、チビの鬼教官"堂上"でした。
郁は運動神経がよく、体つきも170センチと高身長。
その身体能力を見込まれ、なんと女性として史上初の戦闘職種のエリート、図書特殊部隊に配属されることになってしまいました。
そこには堂上もいて……!?
「図書館戦争」シリーズとは?
メディア良化法の成立により、出版物の検閲が合法となった近未来の日本が舞台。
メディア良化隊員により規制の対象となる本が押収されていくなか、
図書館だけは図書館法「図書館の自由」という宣言により、
本を守るため、図書館も独自の軍事力を組織。それが主人公が所属する「図書隊」です。
少し難しい設定ですが、戦闘描写もわかりやすく
少女漫画並みにべた甘なので、ラブコメが好きな人にもぜひ読んでほしいシリーズです(*^▽^*)
★本の紹介★『レインツリーの国』有川浩
有川浩さんの本で、健聴者と聴覚障害者の恋愛物語の本を紹介します。
会ったこともないキミに恋をした。
『レインツリーの国』
有川浩
~あらすじ~
きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。
共通の趣味を持つ二人が接近するのに、それほど時間はかからなかった。
僕は、あっという間に、どうしても彼女に会いたいと思うようになっていた。
だが、彼女はどうしても会えないと言う。
かたくなに会うのを拒む彼女には、そう主張せざるを得ない、
ある理由があった――。
目次
1 直接会うのが駄目やったら、せめて電話だけでもどうかな。
2 「……重量オーバーだったんですね」
3 傷つけた埋め合わせに自信持たせてやろうなんて本当に親切で優しくてありがとう。
4 「ごめんな、君が泣いてくれて気持ちええわ」
5 歓喜の国
読みやすいので、読書が苦手な人にもオススメです。
自分とは違う生き方をしていたり、自分にとっての常識が他の人にとっての常識でなかったり…
本当の意味で他人を理解することは無理だけど
登場人物の ちゃんと喧嘩しよう、言いたいこと言い合おう、
理解し合おうという姿勢は大事だと気付かされる本です