図書室より

2020年9月の記事一覧

★新着本★『すきって いわなきゃ だめ?』 辻村深月 作・今日マチ子 絵

 うらがわ文庫に新着本が入りました!

今回は恋の絵本📖

すきって いわなきゃ だめ?

辻村深月・作/今日マチ子・絵

「すきなひといないの?」とみっちゃんにきかれた。
わかんないっていったけど、ほんとうはこうくんがすき。
辻村深月と今日マチ子が描く、みずみずしい「好き」の風景。

 ~辻村深月さんが作品に込めた想い~
子どもの頃、「好きな人、誰?」という話題が苦手でした。
気になる子はいるけど、「好き」って言った瞬間に、その子をいいと思う気持ちが自分の中から逃げていってしまうようで。

だけど、「好きな人」の話題で盛り上がる周りの子たちが楽しそうで、そこに混ざりたい気持ちもすごくあって。言わなくても、「好き」って思っちゃダメなの?というその時の気持ちが、この絵本を書くきっかけになりました。今まさにそのただなかにいる子にも、この思いに覚えがある大人にも。みんなに読んでもらえたら、とてもうれしいです。(HPより)

最後の1ページに えっ!?という驚きがあり、もう1度読み返したくなります。色々な好きの形や気持ちがあることを考えさせられる絵本です(´-ω-`)

 

 

 

 

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★本の紹介★『青くて痛くて脆い』住野よる

“住野よる”さんの小説を映画化した青春サスペンス『青くて痛くて脆い』が上映されています(‘ω’)

 

『青くて痛くて脆い』住野よる

~あらすじ~

人に不用意に近づきすぎないことを信条にしていた大学1年の春

僕は秋好寿乃(あきよしひさの)に出会った。

空気の読めない発言を連発し、周囲から浮いていて

けれど誰よりもまっすぐだった彼女。

秋好の理想と情熱に感化され

僕たちは二人で「モアイ」という秘密結社を結成した…。

 

青いし痛いし脆い、タイトル通りの本。君の膵臓のように甘くて切ない恋物語と違い、

謎を紐解いていくようなミステリアスなストーリー展開さに面白さがあると思います。

登場人物に感情移入しにくいところがあるので、好き嫌いはあるかもしれません…💦

住野よるさんの『君の膵臓をたべたい』『また同じ夢を見ていた』など他の作品も

あわせてぜひ読んでみてください(^^)♪

 

 

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★本の紹介★『モモ』ミヒャエル・エンデ

図書だよりNO.6のまちがいさがし、5つ見つけられたでしょうか?

今回はとても簡単だったと思います😁

 

まちがいさがしに載っていた本が「モモ」という

30カ国以上で翻訳され、今も世界中で愛され続けている作品です。

小学校にも必ずある本なので、読んだことがある人がいるかも!?

 

『モモ』ミヒャエル・エンデ

 ~あらすじ~

町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。人の話を聴くことがとても上手なモモは、街のみんなのことが大好きでした。町の人たちもモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちになるのでした。そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります…。

 

 

ただの物語としてももちろん面白いですが、

この本には「時間」「いのち」「死」が、なにか?というメッセージが込められています

一度読んだことがある人も、今度は考えながら読んでいくのもありかも😏??

 

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★新着本★「うちに帰りたくないときによむ本」(うらがわ文庫)

うらがわ文庫に新しい本が入りました!

 

「うちに帰りたくないときによむ本」川﨑二三彦:監修

~あらすじ~ 

うちに帰りたくない「ぼく」が公園で出会った乱暴な「あいつ」

反発しあいながらも、二人は徐々にうちとけあっていくのですが……。

 

 

児童虐待は、家庭という密室で進行し、だれにも知られぬままにしばしばエスカレートします。この絵本は、そういった表に出にくい

家庭のトラブルを抱えた子どもたちに、だれかに相談することを促し援助へと繋げるものです。(出版社からのコメントより)

 

児童虐待相談対応件数や虐待による死亡事例は増えています。虐待による死亡事例は年間50件を超え、

1週間に1人の子どもが命を落としているそうです。

 だれかに話してみようと思うきっかけが、子供自身も大人も大事だと考えさせられる本でした;;

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★本の紹介★『世界一清潔な空港の清掃人』新津春子

前回はディズニーの清掃員の本を紹介しました。
今回も清掃の本キラキラ
世界中の国際空港の中で「最も清潔な空港」として賞を受けた空港が日本にあることを知っていますか?
それが「羽田空港」です。

2016年に賞を受けて以来、2019年まで4連覇を成し遂げました。
その清潔さを支える清掃員500人の頂点に立つのが、新津春子さん。
紹介する本は、職人としての誇りを持って25年以上も清掃の仕事を究め続ける
新津さんの言葉を綴った一冊『世界一清潔な空港の清掃人』です。

新津さんにとってのプロフェッショナルとは、
「目標を持って日々努力し、どんな仕事でも、心をこめて出来る人」

何事にも真っ直ぐに取り組む姿や、努力する人のお話はためになります。
難しそうですが、意外と読みやすいです(^^)

 

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