図書室より

2020年6月の記事一覧

★本の紹介★『君と会えたから・・・』 喜多川 泰

この本は、なんとなくやる気がでない人、将来のことに漠然とした不安を抱える人
に読んでもらいたい自己啓発小説です。物語自体も泣けるいいお話です(; :)

 

『君と会えたから・・・』

喜多川 泰

~あらすじ~

将来に対する漠とした不安を抱えながらも
自分のやるべきこともやりたいことも見つけられずに何もせず、
無気力に過ごしていた平凡な高校生の僕のもとに
ある夏の日、美しい女の子がやってきた。
そして、彼女から、その後の僕の人生を変える教えを聞くことになる。
いつしか彼女に恋心を募らせていた彼の前に
次第に明らかになっていく彼女の秘密とは……

 

 【著者コメント】から
「あなたは今生きている、だからなんだってできるんだ!」
…一度しかない人生だからこそ、自分らしい最高の一生をおくってほしいという僕なりのメッセージを込めてこの作品を書きました。
この作品が少しでも、若い方たちが生き方について考えるきっかけになってくれれば嬉しいです。

 

図書室にある喜多川泰さんの他の本。。。
『手紙屋』 『心晴日和』もおすすめです♪

 

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★本の紹介★『カラフル』森絵都

男子中学生が主人公の物語!
学校の中の自分、家族の中の自分、自分の居場所を探し続けながら生きる
中学生の不安定な心を描いています。。。

『カラフル』森絵都

~あらすじ~

「おめでとうございます、抽選に当たりました!」 
生前の罪により、輪廻のサイクルから外されていた僕の魂は天使業界の抽選によって再挑戦のチャンスを得た。
それは、自殺を図った少年、真(まこと)の体にホームステイし自分の罪を思い出さなければならない修行だった。
天使のガイドのもと、真として過ごすうちに僕は家族や友人の欠点が見えてくるようになって……。

YA文学で、よくおすすめされる本なので読んだことがある人が多いかもしれません;が
2時間くらいで読み終わる読みやすい物語です!男子にも女子にもおすすめです(*^-^*)
まだ、読んだことがない人は是非♪

※YA文学10~15歳+くらいの年代向けで、ちょうど児童書と一般書の間の文学作品

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★おすすめ★絵本作家 ヨシタケシンスケ

図書室では、コーナーを作って開館の準備をしています(^^)/

人気No.1の絵本作家のヨシタケシンスケさん!の本を紹介

ヨシタケシンスケ

~プロフィール~
1973年神奈川県生まれ。
筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。
日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や
児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表。

 

ヨシタケ作品の大きな魅力は、
どんなことでも広い視野で物を見ることや考えることができるんだ
というアイディアを与えてくれるところです!


『なんだろうなんだろう』

「いってきまーす」いつものように学校に向かうぼく。
 途中で会った友だちのお母さんから「学校どう?たのしい」?って聞かれた。
「そう言われてみると、学校ってなんだろうね。
 あれ、たのしいってどんな気もちなんだろう…」
 友だちって?しあわせって?立場って?

誰もがふとした瞬間に考える12の「なんだろう」をヨシタケシンスケが徹底追究した
「たとえばこんな考え方、どうでしょう?」の自分で考えるためのヒントになってくれる本です!

 

図書室にある本…

「りんごかもしれない」「こねてのばして」「デリカシー体操 スケッチ集」

図書館や書店などには、他にもたくさんの書籍がでています
興味のある人はチェックしてみてください♪

 

 

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★新着本★『ま、いっか!』/『償い』(うらがわ文庫)

うらがわ文庫に2冊の新着本が入りました!

 

終わりよければすべて良し。行き当たりバッタリで
テキトーさんが今日も行く!

「ま、いっか!」 作:サトシン 絵:ドーリー

~あらすじ~

どんなハプニングが起こっても、
いつでも笑顔で「ま、いっか!」とすましてしまうテキトーさん。
寝坊して遅刻しても、降りるバス停を間違えてもどこ吹く風。
「ま、いっか!」とお決まりのセリフで乗り切ってしまいます。

 

サトシンさんの作品は、子どもたちが読んで単純におもしろいと思える作風が魅力です。
小学生の時に、1度は読んだことがあるのでは(^^)??

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2002年のある裁判で、傷害致死事件を起こした少年たちに対して
裁判官は さだまさしの「償い」という曲からの引用を交えて
「歌詞を読めば、君たちの反省の弁がなぜ人の心を打たないかわかるだろう」
と言葉をかけたことで有名になりました。この本は、その曲を描いた絵本です

「償い」作: さだまさし 絵: おぐら ひろかず

~あらすじ~

思いもかけないことで相手を事故死させてしまったゆうちゃん。
被害者の妻の悲痛の言葉が心に突き刺さる。
せめてもの気持ちと毎月仕送りを送り続けた7年目のある日、
ゆうちゃんは涙を流します。その理由とは・・・?

 

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