三中の四季
「全集中!」校内書き初め
除雪された雪が山のように積み重なった中、スタートした3学期。この学期は、新たな学年に向けた「0(ゼロ)学期」とも言われます。生徒のみなさんは、新たな一歩を踏み出すための有意義な準備期間にしなければなりません。そのために、今の自分と向き合い続ける覚悟が必要です。
全校一斉「書き初め」では、ピンと張りつめた空気の中で、己の心と向き合いながら「生命の輝き」「時代を創る」の5文字を表現しました。やり直しのきかない真剣勝負。一筆一筆に「全集中」で挑む姿に三中生の凛とした美しさが感じられました。今日発揮したような研ぎ澄まされた集中力をもって、自分と向き合う毎日を積み重ねていきましょう。今を生ぎるのです!そして、自分の手で夢や幸せをつかむのです!
3年生にエール!「入試激励会」
今日は、来月から始まる高校入試にむけた「入試激励会」です。
かっこいい3年生たちに、熱いエールが贈られました。また、1・2年生全員からの「メッセージ入り鉢巻き」が一人一人にプレゼントされました。
「全員からのメッセージありがとう」「スイッチが入った!」など、3年生からは感謝の言葉があふれました。思いを受け取った3年生たちの努力は、一段と勢いを増すことでしょう。
幸せをつかむぞ3年生!
ありがとう1・2年生。
スマイル増やすぞ! 市内小中学校一斉「あいさつデー」
「市内小中学校児童会・生徒会スマイルサミット」を受け、動いた三中生。
校内を明るくするだけではなく、地域にも笑顔を増やそうと動き出しました。スマイルサミットで決定した市内一斉の「あいさつデー」。今回は生徒会執行部が東郷小学校南側で、通学班で登校する小学生や出勤途中の地域の方々にあいさつの輪を広げました。マスコットのケイタくん、いや、スミタンも小学生に手を振ってあいさつです。
明るく元気な声が行き来するさわやかな朝になりました。日頃お世話になっている感謝の気持ち、ふるさとを愛する気持ちを、今後も行動で示していきます。
※市内各地で、小中学生が同じ活動を繰り広げている「一体感」を感じながら活動することができました。当日は山形新聞の取材がありました。
「躍動・連動、そして感動」の文化祭
生き生きと活動する生徒たちの笑顔と、体育館中に響く「ボディーパーカッションの打音」「ハンドベルと創作歌の音色」。「RUN」をテーマとした文化の華が本校に咲き誇りました。
前半は、生徒たちがそれぞれ選択した文化体験学習(焼き物体験・工作体験などなど)が行われました。各々が思い思いに作品作りに集中して取り組み、完成した作品はその日のうちに展示されました。どれも感性が光る作品ばかりで、素晴らしいものでした。
後半は、各学年が「それぞれの表現活動」を発表しました。1年生・2年生はリズムアンサンブルで体をたたく音や足踏みの音を響かせ躍動しました。3年生はハンドベルの演奏と学年で作詞・作曲した創作歌「常に輝く」の演奏。どの学年も、事前に準備・練習した成果を出し切った特色ある発表でした。中でも3年生の創作歌は、とびきりの出来栄えで会場が感動に包まれました。歌詞の冒頭にある「あこがれの存在になるために」を十分体現した、さすがの内容でした。
全校生が連動していく場を体験した生徒の皆さん。心を一つにして、仲間とのつながりを感じることができた貴重な時間を共有できたはずです。また、これまでの活動の中で、今の私がどのよう支えられ、仲間とどのようにかかわり合ってきたかを実感できたことでしょう。我が国独特の教育活動である文化祭。本校にとっても、意義深い教育活動となりました。生徒会役員・実行委員のみなさん、ありがとうございました。
そして、コロナ禍の中、細心の注意を払い、ご指導いただきました講師の先生方、参観をご遠慮いただくことにご理解をいただきました保護者のみなさま、誠にありがとうございました。
感謝の心も味わいました「3年生の特別メニュー」
「3年生特別メニュー」の給食です。フライドチキン、ちらし寿司、鳥うどん・・・。豪華なメニューが並びました。体育館を使って、給食センターのみなさんの指導のもと、おいしくいただきました。生徒たちは大満足でした。いつもお世話になっている給食センターのみなさんに、感謝の気持ちを伝える時間でもありました。「命への感謝」「食への感謝」「手間暇への感謝」を共有できた貴重な時間となりました。コロナ禍の中、細心の注意をはらって準備をしてくださいました関係者のみなさまに、心より感謝申し上げます。すてきな時間をありがとうございました。
「心機一転」私たちだけの旅
「心機一転」をスローガンに掲げた3日間の旅。6月から延期となり、安全・安心を最優先した「私たちだけ」の研修でした。それを大成功だったと振り返られるように、生徒たちは次の3つを心がけました。
①「意識」:修学旅行の意義を考え、よく学び、よく成長すること。
②「慈しみ」:旅先の文化を慈しみ、山形との違いを楽しむこと。
③「共有」:疑問、気づき、感動、何でも友達と共有して分かち合い、絆を深めること。
これらの姿を体現しながら、隣県岩手の歴史や文化、そして、東日本大震災の惨状やそこからの復興などを十分に学ぶことができました。まさに「本物から学ぶ」経験となりました。
うれしい報告もありました。震災学習を終えた場面で、ご協力いただいた語り部の方から「こんなに真剣に話を聴く中学生、今までに見たことがありません。驚きました。」とお褒めの言葉をいただいたのです。さすがはかっこいい三中3年生!誇らしい気持ちでいっぱいになりました。特別な時間、特別な空間、特別な仲間を大事にした「見事な旅」となりました。それぞれが貴重な財産を持ち帰ってくることができました。保護者の皆様、ご理解とご協力ありがとうございました。
添付(スナップ集)
「生徒会のタスキ」を引き継ぐ季節
春・夏に咲いた花々が次の世代に希望の種を残すように、生徒たちの暮らしの中にも「中継地点」があります。9日の放課後から、次期生徒会役員立候補者の受付が始まりました。初日から次々に手続きを済ませていく生徒たち。その勇気と三中を思う心意気に大きな拍手を送ります。
これまで歴代の先輩方が残してくれた宝物や託した宿題を、次は1・2年生が引き継ぐ番です。この選挙期間、自分の「信念」をしっかり伝えるのです。そして、仲間たちからの「信頼」を得て、乗り越えていくのです。頑張れ、頼もしき勇者たち!
※写真は全校集会で、3年生の選挙管理委員が告示を行っている場面。
「ともに戦う!」 受け取った3年生の思い
いよいよ待望の地区新人総体。17日に壮行式が行われ、各部の目標や決意を堂々と表現しました。3年生たちは6月の地区総体に出場できず、悔しい思いをしました。その思いをしっかりと受け取って、試合ができる喜びを感じてほしいと思っています。式では3年生からのメッセージカード贈呈や有志による「サプライズ応援」もありました。「かっこいい3年生」の姿に、目頭が熱くなりました。
私は「一(いち)を大事に」という言葉を送りました。最初の一歩、一本一本、次の一点、最後の一秒まで大事に、たとえ苦しい局面でも「決して一人ではない」ということも。どの部も「最後までかっこいい三中生の姿」を表現し続けるのです。そして、参加態度、応援、相手を尊重する心などで他校を圧倒し、これだけは一番だったという私たちだけの「心の優勝旗」を持ち帰ってきてほしいと願っています。
「戦える」その喜びに感謝して ~仲間とともに全力プレイ~ の大会スローガンにふさわしい「たくましく・清らかに・はつらつと」した戦いぶりを期待しています。頑張れ三中生!
保護者のみなさま、地域のみなさま、今回は応援範囲等に制限があり、ご不便をおかけしますが、「かっこいい三中生」に「気」をおくり続けてください。
添付 壮行式のひとコマ.pdf
三中だけの「新しいスポーツの祭典」大成功!
「Power of smile ~ 最高の瞬間 最高の笑顔を~」のスローガンのもと、コロナ禍の中で工夫してできる三中ならではの体育祭を開催しました。私は開会式で生徒たちにこう伝えました。「三中生のたくさんの笑顔が見たい」と。笑顔は、次のようなひたむきで潔く、しかも思いやりのある行動から生まれるものです。
①たとえ抜かれても、ミスやエラーをしても最後まで全力で取り組む姿。
②仲間を励まし続ける姿。勇気を与え、助け合い続ける姿。
③勝敗を超越した、相手をたたえ合う姿。
全員が最後まで、これらの姿を表現し続けました。従来の運動会で実施してきた綱引きや全員リレーと体育の授業や部活動で力をつけた5種類の球技。3年生を中心に、「どんな状況になっても、この行事を成功させるんだ」という強い思いが眼差しに、動きに、応援にあふれていました。生徒たちは見事に大人の私たちを越えていきました。
「100満点」と閉会式で生徒たちに伝えたこの言葉は、この行事の教育的意義を十分に達成できたことへの喜びと感謝の気持ちそのものでした。三中生は今日もかっこよかったです。
保護者のみなさま、地域のみなさまのご理解とお力添えによって、生徒たちのたくさんの笑顔を見ることができました。ありがとうございました。
本格的な練習に火花!
三中スポーツフェスタに向けて、いよいよ本格的な練習開始です。
全体練習のオープニングは、全員種目の綱引き。赤白それぞれがグループ分けをして、少ない人数で間隔を保ちながら引き合います。それを2回戦、3回戦と行っていきます。仲間との距離があるだけに、息を合わせて力を結集する難しさがあります。練習とはいえ、両軍ともメラメラと火花を散らした熱い戦いが繰り広げられました。さあこの1週間で、私たちだけの、私たちだけにしかできないスポーツの祭典を創り上げていきましょう。たくさんの笑顔を生み出すために。
スポーツフェスティバルの準備着々と
「しこたんスポーツフェスティバル(9月5日)」に向けた準備がスタートしました。コロナ禍にあっても、笑顔と感動でいっぱいの「今年しかできない」「三中だからできる」体育祭をつくり上げています。
3年生が知恵を出し合い、紅白各軍の看板づくりや作戦づくり、「新しい応援スタイル」の構想づくりなど、一人一役で頑張っています。実に頼もしく、かっこいいい3年生の姿です。決してめげない3年生。前を向き続ける3年生に大きな拍手です。
「笑顔の力」を存分に発揮する見事な時間が積み重なっていくと確信しています。
生徒集会をオンラインで
オンラインによる初めての生徒集会です。生徒活動室で撮影した画像を、各教室の大型モニターで視聴するスタイルをとりました。生徒会執行部と各専門委員会から、月目標や具体的な活動についての発表がありました。緊張の試みは大成功。各教室にしっかりとメッセージが届きました。なかなか思うように集会活動ができない状況の中、生徒会活動の活性化のため「自ら動き出す三中生」の姿に感激しました。できないことを嘆くことよりも、今できることを考え、実行する生徒会の躍動に期待大です。
ナイスバッティング!
3年生体育の授業風景です。ベースボール型のスポーツ「ティ―ボール」で躍動している様子です。体育でも「3密」を避け、今できることを工夫しながら授業を構成しています。
男女が力を合わせ、お互いをカバーし合いながら勝敗を競い合っている姿は、とてもさわやかでした。「ナイスバッティング!」「ナイスキャッチ!」「もう1本!あと1点!」など、仲間を励ます声がけもたくさん飛び交っていました。
「今を大事に精一杯生きる」姿をみて、うれしくなりました。
コスモスロードはふるさとの誇り
ふるさとの環境美化や、地域の一員としての誇りを高めるために、全校生で行いました。今年は感染症対策として、東郷小さんや東部こども園さんとは日程を分散するスタイルで行いました。1年生は三中のグラウンド南側、2年生は校舎東側、3年生は東郷公民館前で種を蒔きました。
自慢のコスモスロードを花でいっぱいにして、それを目にした人たちに笑顔を贈りたいと、心を込めて取り組むことができました。三中生たちは、ふるさとがきれいな花でいっぱいになることを心待ちにしています。その思いが、地域のみなさまや県内外の方々にもきっと届くことでしょう。
短冊に込めた願い
日本人は様々な行事を節目にして、自分の生き方をより良くしてきた「賢い民族」です。今日は七夕。短冊に願いを書くことによって、心を律して自らを高めたり、周りの人たちを思いやったりしてきたのです。
1年生の教室には、この短冊が掲げられていました。「毎日笑って、楽しい日が続きますように」「家族みんなが健康に一年暮らせますように」「テストでいい結果が出ますように」などなど、すてきな願い事がたくさんありました。
「念ずれば花開く」「念ずるとは努力し続けること」私が先輩からいただいた大事な言葉です。願いを書いたならば、そこに向かって行動していく。人として前向きに生きていくために、大事なことを確かめることができた一日になりました。三中生に幸あれ。
地域の皆様からの善意をこのように活用しています。
毎年、生徒の学校生活をより良いものにするため、東郷・高崎地区の皆様から「教育振興会費」のご支援をいただいております。
昨年度は、全国・東北大会等で活用させていただき、生徒の大活躍につながりました。また、全校生徒の地区総体参加に係る諸経費にも活用させていただきました。
今年度は感染症の影響で体育大会が「中止」となっていることから、それらに係る経費が昨年度のように必要ではありません。両地区の区長協議会会長様にお諮りし、喫緊の課題である感染症対策のための用具補充や購入にあて、生徒の「いのち」を守り、健康を保持できるよう活用していくことにしました。
そこで、飛沫防止のためのパーテーションを購入し、安心して学習できるようにしました。折りたためて、持ち運びができるため、理科室やコンピュータ室など対面式の机にも有効利用できます。おかげさまで全校生徒83人分購入でき、各自が責任をもって管理するスタイルにしました。「地域の宝たち」は、皆様の思いをしっかりと受け止め、必ずこの難局を乗り越えます。本当にありがとうございます。
「わが手」と向き合って
1年生美術「クロッキー」の作品展示より
普段あまり意識していない「わが手」と向き合いました。
思い思いに動きをつくり、その形状と明暗を表現しました。
たった一本の鉛筆を使って描く濃淡。力の加減や線の向き。
集中と工夫が織りなす複雑かつ繊細なタッチ。どれも見事な作品です。
「幸せをつかむためのこの手」そんな力強さを感じた三中アートギャラリーです。
「緑の羽根募金」贈呈式
5月下旬に募った三中生の善意を東根市農林課に贈呈しました。
生徒会代表の3年:岡田陽詩さん、小野瑠奈さんがメッセージを添えて、担当の方に手渡している様子です。
声を掛け合って集まった善意は、総額8,101円になりました。
この募金は、ふるさとの森林整備、環境教育、災害復興支援、国際協力など、県を越えて利活用されるほか、三中の緑化活動にも還元されます。校庭を彩るプランターの花々は、この募金活動があってのもの。三中生一人一人の思いが込められているからこそ、美しく咲いているのですね。
保護者の皆様からもご理解をいただきました。その温かい思いに支えられています。ご協力ありがとうございました。
「3年生の思い」をつなぐ部活動
1年生が正式入部。新しい仲間との活動が輝きを増しています。
3年生はそれぞれの判断で、「活動の区切り」をつけることにしています。本来、地区総体が行われるはずだった日までと決めた生徒。期末テスト前の7月10日までと決めた生徒などがいます。
練習の集大成を発揮する場が奪われた中でも、自分が決めた区切りの日まで、「これまでの活動が無駄ではなかったこと」「これまでの活動によって成長できたこと」を実感しようとしています。
そして、悔しい思いを抱きながらも、最上級生としてあるべき姿を後輩たちに示す「誇り高き学年」となることを誓い合っているのです。すばらしい最上級生。「かっこいい3年生たち」です。
活動の一コマを切り取ってみました。
1年生も仲間入り!
部活動が再開され、今日から1年生の体験活動がスタートしました。
3年生の先輩たちが中心となって、やさしく丁寧に教えています。
これぞ中学生。先輩と後輩のつながりが強くなっていく見事な時間です。
あちらこちらで笑顔とエネルギーが交差しています。
活動の様子を切り取ってみました。